「分かんない、」
「特に、AV女優さんとかになると、」
「うん?、」
「ちゃんと、信頼し合えて、」
「あ、…………、うん、」
「何でも相談出来る関係じゃないと、………、」
「まぁ、…………、そかな、」
「お互い気を使う関係だと、」
「うん、」
「なんか、遠慮しちゃいますからね、」
「それはあるかな、」
「なんでも聞けるような関係じゃないと、」
「うん、お話し色々聞いてくれるよ、」
〈どした?、〉
二人がそんな話をしているうちに、
マネージャーの久我山からの返信が、
麻未のスマホに飛び込んできた。
「あ、お返事きた♡、」
「早い、ww、」
「ね、早いでしょ?、」
「さすがです、ww、」
〈聞きたいことが、あるんだけど、〉
〈うん、いいよ、〉
〈お仕事中?、今、〉
〈今日は休みだよ、〉
麻未は、
早速久我山にLINEを送り始めた。
〈久我山さんて、今何歳?、〉
〈え、どしたの急に、〉
〈あ、ww、聞いちゃだめだった?、〉
〈別にいいけど、46だよ、〉
〈ふーーん、……………、〉
〈なに?、…………、ふーーん、て、〉
〈そおなんだ、って思っただけだよ、〉
〈そか、〉



物語のあらすじ



とうじょうじんぶつ



第1話から読む
この記事へのコメント