第1587話

それもそのはず、

ファミリーレストランのように、

全ての料理のカラー写真が載っている

メニューとは違い、


ごく一部の料理の写真以外は、

文字で料理名と価格しか載っておらず、


麻未は、料理名を見ただけでは、

それがどんな料理なのか想像出来なかった。


だから、メニュー選びは

慣れているめぐみに任せることにしたのだ。





「あ、じゃあいちお聞きますね、大丈夫か、」

「あ、うん、」




めぐみは改めてメニューを覗き込み、

いくつかの料理を選び始めた。


ひとつ選ぶたびに、

麻未に簡単に料理の説明をし、

麻未が大丈夫かどうかを確認してから、

料理を決めていった。




「とりあえず、こんな感じにしましょうか、」

「うん♡、」



「お待たせいたしました、」




ちょうどタイミングよく、

初めに頼んでおいた飲み物が運ばれて来た。


めぐみは手際よく追加の注文を告げ、

礼儀正しいスタッフは、

再びふたりのテーブルから離れていった。




「とりあえず、乾杯しましょっか、」

「うん、」

「莉緒さんの、ますますの活躍に期待して、」

「えーーー、ww、」

「あと、ふたりの出会いに感謝して、ww、」

「うん♡、そだね、」

「カンパーイ!」

「かんぱーい♡、」




ふたりは、

ほんの小さくお互いのグラスを重ねた。







物語のあらすじ


とうじょうじんぶつ


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