第1626話

「30後半とか、もしかしたら40代とか、」

「こんど聞いてみよっかな、」

「はは、ww、…………、それとなく、」

「あ、今聞いてみよっか?、」

「いや、いいですよ、今じゃなくても、」

「教えてくれるよ、たぶん、」

「今日も、仕事なんですか?、」

「事務所はお休みかな、日曜日だから、」

「ですよね、悪いですよ、お休み中に、」

「だいじょぶだよ、たぶん、」





そう言いながら、麻未は、

なにやら楽しげな笑みを浮かべながら、

自分の隣の空いている方の椅子の上に置いた、

自分のカバンの中に手を差し入れると、

スマホを掴んで取り出した。





「ほんとに、聞くんですか?、」

「うん♡、LINEする、」

「怒られません?、いきなり、」

「怒らないよ、久我山さんは、ww、」

「莉緒さん、大胆ですね、なんか、」

「そかな?、」

「いや、なんか、…………、行動的、ww、」

「だいじょぶだいじょぶ、ww、」

〈ねーねー、〉




めぐみの心配を意に介さず、

そう言っている間にも、

麻未は久我山に送信した。




「送った♡、」

「はは、ww、ほんとに送ったんですね、」

「うん♡、」

「来ますかね?、返信、」

「うん、たぶんすぐ来る、」




麻未は、

自分の胸の前でスマホを握りしめたまま、

めぐみに余裕の笑みを返した。




「信頼し切ってるんですね、なんか、」

「ん?、なにお?、」

「あ、マネージャーさんのこと、」

「うん、…………、いつも返事早いもん、」

「なんか、羨ましいですね、そういう関係、」

「そかな?、」

「でも、そういうものかもしれないですね、」

「うん?、」







物語のあらすじ


とうじょうじんぶつ


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posted by m☆ at 19:12Comment(0)日記